■ 「なんとなく腰が重い・痛い」が増えている理由
最近、当院でも“なんとなく腰が重い”“朝が特に痛い”“長く座ってるとつらい”といった声がとても多くなりました。
一見軽い症状でも、実は身体からの小さなサインであることがほとんどです。
腰は身体の中心で、負担がかかりやすいのに、生活の中でケアされにくい場所。
だからこそ、早めに原因を知っておくことが大切です。
■ 腰痛の主な原因
① 姿勢の崩れ(猫背・反り腰・骨盤後傾)
長時間のデスクワーク、スマホ姿勢などは腰に大きな負担をかけます。
- 骨盤が後ろに倒れる
- 背中が丸まる
- 腰だけで姿勢を支えようとする
→ この状態のままだと、腰回りの筋肉が硬まり、血流が悪化して痛みが出ます。
特に「座っている時に痛くなるタイプ」は姿勢が関係していることが多いです。
② 骨盤や股関節の動きが悪い
腰は骨盤や股関節と連動して動きます。
このどちらかが硬いと、腰の筋肉が“代わりに動かされてしまう”ため負担が集中。
- 股関節が硬い
- 左右で動きが違う
- 骨盤が前後に傾きやすい
などの特徴があります。
これを整えるだけで腰痛が大きく改善する方は非常に多いです!
③ 腰を支える筋力の低下
腹筋・お尻(大殿筋・中殿筋)・太ももの筋力低下は腰痛と直結します。
本来、体幹やお尻が“支える役”なのに、弱くなると腰が全部負担を背負うことに。
特に女性は、お尻周りの筋力低下が腰痛につながりやすい傾向があります。
④ 内臓の疲れ・ストレスなどの影響
意外と見落とされがちですが、
- ストレス
- 睡眠不足
- 食事の乱れ
も腰痛を悪化させます。
自律神経が乱れる → 筋肉が緊張しやすくなる → 腰痛が出やすくなる
という流れがあるためです。
■ 日常でできるセルフケア(効果が出やすいものを厳選)
● 骨盤ゆらし(1分)
寝る前にやると腰の“張り”が抜けやすいです。
① 仰向けに寝る
② 膝を立てる
③ 左右に小さく揺らす(力は入れないでOK)
腰そのものではなく、「骨盤の動き」を柔らかくするのがポイント。
● お尻のストレッチ(痛くない範囲で)
お尻が硬いと腰が引っ張られます。
深呼吸しながら20〜30秒ゆっくり伸ばすだけでOK。
● 温める(慢性腰痛に効果大)
お風呂・カイロ・蒸しタオルなどで温めると、筋肉の緊張がゆるんで血流がUP。
※ぎっくり腰など急性の痛みは温めると悪化するので“冷やす”方が正解。
■ 整骨院での施術は“腰だけではなく全体を見る”
腰痛は、腰そのものが悪いとは限りません。
当院では以下をチェックしながら、原因を見極めます。
・骨盤の位置・可動性
・背骨の動き
・姿勢のクセ
・股関節の硬さ
・筋肉のアンバランス
・体の使い方(歩き方・座り方など)
その上で、
筋肉を緩める → 関節の動きを整える → 正しく使える身体に戻す
という流れで施術を行います。
痛みの“原因”から整えていくため、再発しにくい身体づくりにもつながります。
■ まとめ
腰痛は「放っておけば治る」と思われがちですが、
実際は放置するほど慢性化しやすい症状です。
・朝のこわばり
・座っていると痛い
・腰が重くて集中できない
こんな症状がある方は、早めのケアがほんとに大事。
気になるサインがあれば、いつでもご相談くださいね。
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